しょずむ (三重の方言)
指先で細かい物を少しつまむ。 ちょっとおちゃのはーしょずんでな(ちょっとお茶の葉をつまんでね)
しょどめ (岩手の方言)
早乙女、田植え女。 あした、しょどめさなって、ゆえっこしてくるがら(明日は田植え女になって手伝ってくるから)
しょなむ・しょのむ (熊本の方言)
ねたむ。 大金ば持っとっとしょなまるる(大金を持っていると、ねたまれる)
しょのむ (鳥取の方言)
そねむ。妬(ねた)む。 蔵を建てると、しょのんでなんぞかんぞ言うもんがおっただってなー(蔵を建てると、妬んで何やかやと言う者がいたそうだね)
しょむ (兵庫の方言)
草木が密集する。混雑する。 杉の木がよーしょんどる(杉の木がよく密集している)
しょむない (石川の方言)
味がうすい。 おかず、しょむなかったさけ、醬油かけてんて(おかずの味がうすかったから、醬油をかけたんだって)
しょろしょろ (静岡の方言)
ぐずぐず。のろのろ。 なにしょろしょろしてんだ(なにをぐずぐずしているのだ)
しょわしない (富山の方言)
心が落ち着かない。 しょわしない、だまっとろ(うるさい、黙っていろ)
しょんない (静岡の方言)
仕方がない。しょうがない。 くるまんとばかいてしょんないに(車をとばしてしょうがないよ)「しかたがない」の短縮形。
しょんなか (熊本の方言)
仕方がない。 しょんなかけんてあきらむっとは、まだ早かぞ(仕方がないからってあきらめるのは、まだ早いぞ)