びんだれ (愛媛の方言)
服装などのだらしない人。 ズボンからシャツ出して、びんだれじゃのー(ズボンからシャツを出して、だらしないなあ)原義は「鬢垂れ」。南予では「びったれ」。
びーびー (島根の方言)
魚をいう幼児語。 びーびーくわにゃ、おーきならんぞ(魚を食べなければ、大きくなれないよ)出雲では「たいたい」。
ふっとつ (新潟の方言)
沢山。 祭りで人がふっとつ出った(祭りで人が沢山出ていた)
へっ (鹿児島の方言)
肩から背中にかけての部分。 へっがでよた(肩こりが出た)へっがまえきた(肩こりが前へきた、前の方まで痛くなった)「へき」の変化した語。
へんしも (高知の方言)
急いで。 へんしも返事を出さんとまにあわん(すぐに返事を出さないと間に合わない)
へーび (埼玉の方言)
蛇。 あそこはへーびが出るからおっかねーど(あそこは蛇が出るから恐ろしいぞ)
べろ (埼玉の方言)
舌。 べろがいてー(舌が痛い)あかんべーと言いながら、べろを出す(あかんべーと言いながら、舌を出す)
ほしばる (滋賀の方言)
星がたくさん出ている。 よんべは、ほらもー、星ばってた(昨夜は、そりゃもう、たくさん星が出ていた)
ほー (熊本の方言)
ほら。 雨んほー降っだしたたい(雨がほら降り出したよ)
ほーたる (山口の方言)
投げる。投げ捨てる。 宿題をほーたっちょっちゃーいけんよ(宿題を投げ出していてはいけないよ)「ほーかる」「ほーくる」「ほったる」とも。