かっちゃ (山形の方言)
さかさま。 着物かっちゃえきて、そどさでっどわらわえっじぇ(着物を裏返しに着て外に出ると笑われるよ)
かっぱしょる (神奈川の方言)
尻をはしょる。 けつ、かっぱしょってかけだしたーよー(尻をはしょって、走り出したよ)
がっそー (岡山の方言)
髪がぼさぼさであるさま。 あたまーがっそーにして、そてー出な(髪の毛がぼさぼさのまま、外へ出るな)さらにひどい状態を「大がっそー」とも。
がまだす (福岡の方言)
精を出す。 がまだしよんなはっですかー(ご精が出ますか)例は南部。
がまだす (佐賀の方言)
精出して働く。 むかしんこどま、ちんかもんもがまだしよりましたばな(昔の子どもは年少者も懸命に働いていましたよ)
がまだす (熊本の方言)
精を出す。頑張る。 頑張りどころだけんいっちょがまだそーかね(頑張りどころだから、ひとつ精を出そうかな)南部・天草では「せしかう」。
きさんじ (島根の方言)
【出雲】痛快なこと。【石見】気晴らし。 やっぱし、しょーぶは勝たんときさんじにならん(やっぱり、勝負はかたないと面白くない)「かゆいところを搔いてもらう快感」の意もあるらしい。
きばる (広島の方言)
励む。精を出す。がんばる。 朝とーから、きばりよるのー(朝早くから、精を出すねえ)
きょーとましー (千葉の方言)
かん高い。 そんなにきょーとましー声出すなよ。耳ガいでぐなっちゃーど(そんなにかん高い声を出すなよ。耳が痛くなっちゃうぞ)
ぎっちり(2) (高知の方言)
たゆむことなく。 ぎっちり勉強しゆーき、成績もえいちや(精を出して勉強をしているから成績も良いよ)