えげる (岐阜の方言)
飽きる。 まーにち、おんなじよーなおかずばっかじゃが、おんしえげへんか(毎日、同じような副食ばかりで、あなたは飽きませんか)
えせらっこい (岐阜の方言)
〈喉が〉痒い。 なんやしらん、喉がえせらっこいなー、風邪じゃろか(何か分からないが、喉が痒いなー、風邪を引いたのだろうか)
こっぱい (岐阜の方言)
迷惑。 むりなこといってこっぱいやったのー(無理なこと言って迷惑でしたね)奥美濃では「苦労」の意で使う。
ずくたれ (岐阜の方言)
怠け者。 あいつはずくたれじゃのー(あいつは怠け者だね)「ずくたれた」は「だらしのない」、「ずくでなし」は「ろくでなし」のこと。
〜ずら (岐阜の方言)
〜だろう。 あしたりは、ちゃんと一緒に行くずら(明日はきっと一緒に行くだろうね)
ちじくなる (岐阜の方言)
うずくまる。 隣のじいさま、ちじくなってござるが、だーじょーぶか(隣のお爺さん、うずくまっていらっしゃるが大丈夫ですか)
〜なれる (岐阜の方言)
〜なさる。 何を書きなれるな(何を書かれますか)最上級の敬意。やや丁寧は「何書くな何を書きますか」。
ひどろい (岐阜の方言)
眩しい。 夏はおてんとさまの光がひどろい(夏は太陽の光が眩しい)西美濃北・飛驒南・飛驒北部では「ままこい」とも。
ぶっとく (岐阜の方言)
ほおっておく。 そんなやんちゃもん、だちかん、ぶっとけ(そんなやんちゃな子は、だめだ、ほおっておけ)
まいこまいこ (岐阜の方言)
いつもいつも。 おんし、まいこまいこおんなじよーなこと、いっちょるのう(あなたは、いつもいつも同じことを言っているね)