ぎっとー (愛知の方言)
融通の利かない様。 ぎっとーなやつだもんだい、相手になれん(融通の利かない人だから、相手にできない)
くむ (千葉の方言)
崩れる。 きんのの雨で土手がくんじまった(昨日の雨で土手が崩れてしまった)
くる (福岡の方言)
あなたの所に行く。 〈電話で「遊びに来ないか」などと誘われて〉今から、くるけん(今から行くから)相手側に身を置いての表現。
こうで (長野の方言)
手首の筋が痛くなること。 こうではつらい(腱鞘炎はつらい)中南信では「すばこ」「そらうで」とも。
こずく (長野の方言)
手間を惜しまない働き。 こずくがある人だねえ(億劫がらずにこまめに働く人だ)
ごっくーさん (佐賀の方言)
神仏に供える飯。 水あび行くときゃ、ごっくーさんくーて、手にゃ唾つけち行かんかい(水泳に行くときは、お供えの飯を食べて手に唾をつけていきなさい)「御供」。
ごんぼほる (秋田の方言)
駄々をこねる。暴れる。 酒飲んでごんぼほる(酒を飲んで管を巻く)「牛蒡掘る」から。地中の牛蒡は掘るのに手がかかることから、駄々をこねたり酒を飲んで管を巻くなど、手のかかることを言う。
さかむけ (奈良の方言)
手の爪の付け根の皮膚が細長くむける症状。 あんたは親不孝やさかいにさかむけいくねんで(あなたは親不孝なので、手の爪の付け根の皮膚が細長くむけるだよ)
さがし (岐阜の方言)
竹馬。 昔は男の子んたー、うめーことさがしにのって、遊んだもんや(昔は男の子たち、上手に竹馬に乗って遊んだものです)
さす (和歌山の方言)
はめる。 ひやこいさか、てふくろさした(冷たいから手袋をはめた)