どろおとし (広島の方言)
田植え休み。慰労日。 六月に田植ょー、済まいて一服するんを、どろおとし、ゆうんで(六月に田植えを済ませて一服するのを田植え休みと言うのさ)
にょんにょさま (宮城の方言)
神仏をいう幼児語。 にょんにょさまさ、てぇあしぇろ(神様に手を合わせなさい)神仏、日・月など尊ぶべきものを意味する古語「ののさま」の転。
はだてる (三重の方言)
新しく事を起こす。 つきまいりもいまさらはだてやんとこにーゆて(月忌参りもいまさら始めないでおこうよと言って)
はちがつだいみょう (奈良の方言)
農家の八月は、大名のようにゆっくりできることからこのように呼ばれる。 もうたーの水も心配せんでええし、この時期の百姓はほんまはちがつだいみょうや(もう田んぼの水についても心配がないので、この時期の農家…
まんまんさん (滋賀の方言)
仏様。円いお月様。〈幼児語〉 こりゃ。ごえんさんの横にちんして、まんまんさんを拝まんせ(これこれ。住職さんの横に座って、仏様を拝みな)