がしんたれ (奈良の方言)
吝嗇家。けち。 あいつは、ほんまにがしんたれや(あいつは本当にけちだ)
きける (和歌山の方言)
疲れ弱る。 はしりまわって、ほんまきけたわ(走り回って、本当に疲れたよ)
きょーこつだ (神奈川の方言)
大げさだ。 あいつ、きょーこつだーからよー、話はんぶんにきけ(あいつは何でも大げさに言うから、あまり本気で話を聞くな)
ぎす (群馬の方言)
おしゃれ。 うちのお父さんは、まっさかぎすだったよ(うちのお父さんは本当におしゃれだったよ)
くにしゅー 【国衆】 (北海道の方言)
本州などからの移住の同郷人。 ここは阿波のくにしゅうばっかりだ(ここに住んでいるのは阿波の国衆ばかりだ)「南部衆」「越後衆」などとも言った。
げに (高知の方言)
本当に。実に。 げにまっこと、おもしろい(まったく実に、面白い)強調して「げにまっこと」とも。
こざにっか (佐賀の方言)
小面憎い。 こまかくせ屁理屈どんばっかりゆーち、ほんなこてこざにっか(年少のくせに屁理屈ばかり言って、本当に小面憎い)
こずむ (熊本の方言)
うず高く積む。 本なこずんどくばかっでいっちょん読みゃせん(本はうず高く積んでおくばかりで少しも読みはしない)
ごじゃ (徳島の方言)
でたらめ。間違い。 あいつのいーよることはごじゃばっかしじゃ。本気にせられんよ(あいつの言ってることはでたらめばかりだ。本気にしてはいけないよ)
ごじゃっぺ (栃木の方言)
うそ。 そんなごじゃっぺだれが本気にすっか(そのような噓をだれが本気にするものか)