おーばんで (鳥取の方言)
平気で。公然と。当然のごとく。 よそげの屋敷をじょーじゅーおーばんで歩いて行くやつがいる(よその家の屋敷のなかをいつも当たり前のように歩いて行く男がいる)「おーびらに」とも。
かがやく(2) (群馬の方言)
体を曲げて下を向く。 かがやきまーって、なにしてるだい(下を向いてうろうろ歩いて何をしているんだね)探しものをしているかのような動作。
かさ (徳島の方言)
たくさん。大変。 かさあるいた(たくさん歩いた)きにょーはほんまにかさおぶけたのー(昨日は本当に大変驚いたねぇ)
がおる (山形の方言)
衰弱する。 きょーだば、ごじがんもあるいだはげ、がおってしまった(今日は五時間も歩いたから疲れてしまった)
きーちゃう(2) (千葉の方言)
疲れる。 市役所のほーまであるったからきーちゃった(市役所の方まで歩いたから疲れちゃった)
くそへび (岩手の方言)
まむし(蝮)。 このやまあるぐどぎ は[ha]、くそへびさきつけろ(この山を歩く時は、まむしに気を付けなさいよ)
げっと (大阪の方言)
びり。 はしりごくに出てもいっつもげっとやして(徒歩競争に出てもいつもびりだよ)
こざく (新潟の方言)
またぐようにして歩く。 雪こざいてきた(雪の中を歩いてきた)雪の積もったところや川の浅瀬をかきわけるようにして歩く動作をいう。
ごぼる (石川の方言)
雪や泥に足がはまる。 人のとーったあとあるかんと、雪にあしゃごぼるぞ(人の通った後を歩かないと、雪に足がはまるよ)
さるく (長崎の方言)
歩く。歩き回る。 たまにゃそとさんでてさるかんねー(たまには外へ出て歩きなさいねぇ)