ざんざかばき (滋賀の方言)
普段履き。 上品なもんでのーて、ただのざんざかばきのほーや(上品な物でなくて、ただの普段履きの方だ)
しぇぁっこ (秋田の方言)
おかず。 しぇぁっこばり食てねぁでままけ(おかずばかり食べていないでご飯を食べろ)県北部では「かでもの(糧物)」。
しい 【市街】 (北海道の方言)
市街地。 買い物でしガいにいってくる(買い物で市街に行ってくる)
ししび (愛知の方言)
濡れた物を広げ干して水気を取ること。 この服濡れとるで、ししびせよか(この服は濡れているから、〈広げ干して〉水気を取ろうか)
しなべる (静岡の方言)
片づける。 ものおきーしなべるのーてんだってくりょー(物置を片づけるのを手伝ってくれ)
しょずむ (三重の方言)
指先で細かい物を少しつまむ。 ちょっとおちゃのはーしょずんでな(ちょっとお茶の葉をつまんでね)
じなる (栃木の方言)
怒鳴る。 水わすらをしていると、きもんがくさるといって、とーちゃんがじなった(水をいたずらしていると、着物が濡れるといって、お父さんが怒鳴った)
じゃんぼん (栃木の方言)
葬式。 じゃんぼんには、引き出物にでっけーじゃんぼん饅頭がでたったねー(葬式には引き出物に大きな葬式饅頭がでたね)
すばり (島根の方言)
手足にささる刺(とげ)。 すばーがたって、いたーてかなわん(刺がささって、たいへん痛い)「すいばり」とも。植物の刺は「かたら」「いが」「いぎ」など。
ずでー (群馬の方言)
すごく。えらく。程度が甚だしいさま。 ことしゃーずでー作物がわりー(今年はすごく作物のできが悪い)