くらす (福岡の方言)
げんこつで強く打つ。 くらすぞ(なぐるぞ)
くる (福岡の方言)
あなたの所に行く。 〈電話で「遊びに来ないか」などと誘われて〉今から、くるけん(今から行くから)相手側に身を置いての表現。
ぐらぐらこく (福岡の方言)
頭に来る。 もー、たいがいぐらぐらこいたばい(もういい加減頭にきたよ)「はらかく」よりも強いが「ぞうのきりわく」よりは弱い。
〜げな (福岡の方言)
伝聞。例示。 あのひたー、ごーかくしたげな(あの人は合格したそうだ)なんでがっこーげな、いかんといかんとねー(どうして学校なんか行かないといけないの?)
こしょー (福岡の方言)
唐辛子。 こしょー、かけてんやい(唐辛子をかけておくれ)粉状の唐辛子を「こごしょー」と言う。
こなす (福岡の方言)
いじわるしていじめる。 わるそーが、とーしぇんぼして、こなしよる(いたずら小僧が通せんぼしていじめている)「にくじ」は精神的意地悪。
こまか (福岡の方言)
細い。 こまかごたいばして(小さな体をして!)紐、木、腕、網の目などいずれにも使える。
こまめる (福岡の方言)
こまかくする。両替をする。 こぜにのなかけん、しぇんえんさつば、こまめちゃらんね(小銭が無いから千円札を両替してくれないかな)
こーかる (福岡の方言)
自慢して威張る。 自分のことば、こーかりよー(自分のことを自慢して威張っている)威張っている様子を「こーたかか」と言う。
さっち (福岡の方言)
かならず。 さっち、くるけんね(かならず来るからね)「しゃっち」「さっちが」とも。「さっちみち」という言い方もあるがやや意味が弱まる。