ほげ (大分の方言)
でたらめ。 まーたそげなほげを、言うち(またそんなでたらめを言って…)「法外」の転。「ほげほっぽう」は強調形。
ほっちゃれ (北海道の方言)
疲れて元気のない人。 こどものしおくりでもうほーっちゃれだ(子どもの仕送りのために疲れ果ててもうほっちゃれだ)もともと産卵、放精後の鮭を言う。
ほでくてねぁ (岩手の方言)
雑然として混乱している。 おめぁのしゃべるごど、はっぱりほでくてねぁ(お前の言うことはごちゃごちゃしていて、訳が分からない)
ほなけんど (徳島の方言)
だけど。しかし。 おまはんの言よることはわかるでよ。ほなけんど、うまいこといかんのと違うで(あなたの言うことはわかるよ。だけど、うまくいかないんじゃないの)
ぼっこ (奈良の方言)
すごい。ひどい。 おまえ、そないなことぐらいでぼっこなこと言いな(おまえ、そのようなことぐらいで、そんなひどいことを言うなよ)
ぼに (広島の方言)
盆。盂蘭盆会。盆祭り。 インドから来た言葉らしーがのー、盂蘭盆のことー、ぼに、ゆーんじゃが(印度から来た言葉らしいがね、盂蘭盆会のことをボニと言うのだよ)
〜まいか(1) (三重の方言)
〜しようよ。 はよよばれよまいか(早くご馳走になろうよ)勧誘。動詞の意志形につく。ちなみに志摩で「行かまいか」と言うときは、「行かずにおこうか」という意味である。
〜まいする (和歌山の方言)
〜でおく。 仕事をせんとまいしょーか(仕事をしないでおこうか)「〜せんとまいする」の形で言う。
ましょー (茨城の方言)
まともである様子。 あのしとはましょーなごどゆーね、感心したわ(あの人はまともなことを言うね、感心したよ)
まったり (京都の方言)
やわらかくおだやか。 まったりした味で、おいしおす(やわらかい味で、おいしいです)食事などのやわらかくおだやかな味に言う。