こいへ (青森の方言)
来てください。 こちゃこいへ(こっちへ来てください)南部では「おんであれ」。
こ (青森の方言)
漕ぐ。藪を進む。 山菜採りで藪漕いできたじゃ(山菜採りで藪を進んできたよ)雪のつもった道を進む時にも使う。
ごもめぐ (青森の方言)
小言をいう。文句をいう。 財布落どして、かがさごもめがえだ(財布を落として、妻に小言をいわれた)津軽では「ぐだめぐ」。
ごんぼほる (青森の方言)
だだをこねる。 けんどの真中でごんぼほるわらしいだ(道路の真中でだだをこねる子どもがいる)
さしね (青森の方言)
うるさい。 隣の教室さしねくて、授業さなね(隣の教室がうるさくて、授業にならない)
しま (青森の方言)
つらら。 しガま落ぢてくれば危ねはんで気つけろ(つららが落ちてくれば危ないから気をつけろ)氷は「しガ」で区別される。
しね (青森の方言)
寂しい。 孫帰ったっきゃ急にしゲねぐなった(孫が帰ったら急に寂しくなった)
しなじ (青森の方言)
しぶとい。 簡単に負げるど思ったっきゃ、ながながしなじな(簡単に負けると思ったらなかなかしぶといな)
しぬ (青森の方言)
痣(あざ)になる。 ぶつけだっきゃ、しんでまった(ぶつけたら痣になってしまった)南部では「ぶちよる」。
しね (青森の方言)
かたい。 このいがしねくてかじらえねじゃ(このイカかたくて嚙めないよ)石のようなかたさではなくイカのような嚙み切りにくいかたさ。