いぎ (山口の方言)
のどに刺さった魚の小骨。 いぎがささって、とれんじゃん(小骨が刺さって取れないなあ)
うざにはく (宮城の方言)
難儀する。骨を折る。 うざにはがしたなゃ(ご苦労をおかけしましたね)「うざに(田下駄)」を履きながらの作業がひどく難儀であったことから。
かんちょろい (鳥取の方言)
弱い。病弱な。 あれっくらいで骨折るっちゃーな、かんちょろいっちゃ(あれぐらいで骨を折るなんて、軟弱だよ)
〜し (茨城の方言)
〜ごと。 このさがな、ほねグしたべられるわ(この魚は骨ごと食べられるよ)
こた(ー)ない (高知の方言)
大したことはない。 骨おって入院したけんどこたないない(骨折で入院したけど大したことはない)
しんどい(2) (京都の方言)
骨が折れる。大変である。 こんな大きなもん運ぶんしんどいやろ(こんな大きなものを運ぶのは大変でしょう)
だりこっぺー (新潟の方言)
乱雑な。きたない。 だりこっぺーな部屋だ(乱雑な部屋だ)「乱雑粉灰」「羅利骨灰」からという。「だりこっぱい」とも。
のざえる (栃木の方言)
〈のどに物が〉つかえる。ふさがる。 魚の骨がのどにのざえて、ちくちくしてしゃーね(魚の骨がのどにつかえて、ちくちくしてしようがない)