あばかす (鳥取の方言)
だます。いつわる。 おかやんをあばかして、じぇにもらってはいけんよ(お母さんをだまして、お金をもらってはいけないよ)「あばやかす」とも。
あわだくる (鳥取の方言)
冗談をいう。くだをまく。 仕事を放り出して、あわだくって遊んでおる(仕事をしないで冗談言って遊んでいる)「うだーくる」「うだおくる」とも。
いぎちない (鳥取の方言)
気の毒な。 あんまりにもひでーやりよーで、あのもんもいぎちないわいや(あまりにもひどいやり方で、あの人もかわいそうだ)
いらくる (鳥取の方言)
うるさがる。 ばさんの長話に、おじじがいっつもいらくってござったよ(おばあさんの長話に、おじいさんがいつもうるさがっていたよ)
えなげな(1) (鳥取の方言)
いい加減だ。でたらめだ。 あの男はえなげなもので相手にならんよ(あの男はいい加減だから相手にならないよ)
えなげな(2) (鳥取の方言)
怪しい。 きょはあさまからえなげなもよだった(今日は朝から怪しい天気だった)
えらがる (鳥取の方言)
苦しがる。 うちのてておやは、きやり腰でえらがっとる(私の父親は、ぎっくり腰で苦しがっている)「いやがる」の意でも用いられる。
えらしじー (鳥取の方言)
忙しい。せわしない。気ぜわしい。 今、仕事がえらしじーけん、またあとでなー(今、仕事が忙しいからまたあとでねー)
えーたいこーたい (鳥取の方言)
いつも。 年とったらなー、えーたいこーたいあっちこっちが、いたーなってなー(年をとったらね、いつもあっちこっちが、痛くなってね)
おいだし (鳥取の方言)
解熱剤。 かぜを引いて熱が出たけー、おいだしを飲んだ(風邪を引いて熱が出たので、解熱剤を飲んだ)「ぎゃーけ」とも。