ぎった (鹿児島の方言)
ゴム。 むかしゃ、ゆ、ぎったまいであすっごった(昔はよくゴム鞠で遊んでいた)ぎったとっ(ゴム跳び)
ぐらしか (鹿児島の方言)
かわいそうだ。 かかさーの、けしんみゃったち。ぐらしかなー(お母さんがなくなったんだって。かいわそうだねえ)「ぐらし」とも。
け〜 (鹿児島の方言)
動詞の意味を強める接頭語。 たのまれちょったどん、けわすれた(頼まれていたけれども忘れた)あや事故で、けしんだちよ(あの人は事故でなくなったそうだよ)
〜けりゃー (鹿児島の方言)
〜だったんだ〈終助詞〉。 きょーでじゅーにねんに、なっとったけりゃー(今日で一二年になっていたんだ)古語の「けり」に由来。意外な事実に気づいたときに使う。
げんね (鹿児島の方言)
恥ずかしい。 おかまいもせんじ、げんねこっごあした(おかまいもしませんで、お恥ずかしいことでした)「げんなか」とも。
ごあす (鹿児島の方言)
ございます。 あやは桜島ごあんど(あれは桜島でございますよ)うれしゅごあんが(嬉しゅうございますよ)丁寧語。
〜ごたっ(1) (鹿児島の方言)
〜のようだ。 こんはなよめじょは、にんぎょんごたっなー(この花嫁さんは人形のようだねえ)
〜ごたっ(2) (鹿児島の方言)
〜したい。 なさけんのして、なこごたっ(なさけなくて泣きたい)
〜ごろ (鹿児島の方言)
人を卑める接尾語。 じごろ(地元生え抜きの田舎者)うそひーごろ(噓つき野郎)
さだっ (鹿児島の方言)
にわか雨。 さだっがくれば、よかて(にわか雨がくればよいのに)