〜とさい (滋賀の方言)
「〜としたら」の意味の条件句。 おこるとさいガ、もーはい、泣き立てよるんや(〜るとすぐに、もう早く、泣き立てやがるのだ)
なまずけない (滋賀の方言)
物ぐさな。 なまずけない。懐手してて、でけよかい(物ぐさだ。懐手していて出来るものか)
なんば(2) (滋賀の方言)
とうもろこし(玉蜀黍)。南蛮黍。 「なんば」たら、「はちぼく」たら、皆、コーンのことやろ(「なんば」とか、「はちぼく」とか、皆、コーンのことだろう)
にはち (滋賀の方言)
おおよそ。 何やっても、にゴはちで、お粗末なことやんけ(何をやっても不徹底で、お粗末なことよね)
ぱっぱ (滋賀の方言)
餅。団子。〈幼児語〉 昔は「ぱっぱ」ゆーたんやガ、今の子には通じんわなー(昔は「ぱっぱ」と言ったのだが、今の子どもには通じないよねえ)
ほしばる (滋賀の方言)
星がたくさん出ている。 よんべは、ほらもー、星ばってた(昨夜は、そりゃもう、たくさん星が出ていた)
ほだれ (滋賀の方言)
つらら。氷柱。 ほだれんぼガさガったるつべたい時やかて、我慢したんや(つららが下がっている冷たい時だって我慢したのだ)
ぼさりつく (滋賀の方言)
背中にしがみつく。 ぼさりつくとさいガ、ねてまうのんやった(背負ってもらおうものなら、すぐにも眠ってしまうのだった)