〜と (福岡の方言)
〜の。 よかとの、あった(良いのが有った)いつ、くると(何時来るの?)きょうは、やすみと(今日は休みなの?)準体助詞。疑問や念押しを表す文末助詞。名詞の後につくのは新しい用法。
なんのあーた (福岡の方言)
どういたしまして。 「えずーご念のいりまして」(大変細やかななさりかたで)「なんのあーた」(どういたしまして)感謝辞をおし戻すことば。東部では「なんがあんた」。
〜ば (福岡の方言)
〜を。 ほんば、よみよー(本を読んでいる)
〜ばい (福岡の方言)
〜よ。 雨のふってきたばい(雨が降ってきたよ)
ばさらか (福岡の方言)
とても。 せーろむしば、くーていかんかんも。ばさらうまかばんも(せいろう蒸しを食べていきませんか。とてもおいしいですよ)
ばってん (福岡の方言)
〜だが。 かいげいったばってん、手のでらんやった(買いに行ったけど、手が出なかった)
ひょくっと (福岡の方言)
突然。 ひょくっと言われたっちゃ、こたえよーのなか(突然言われても答えようがないよ)
びったれおどし (福岡の方言)
初秋の冷気。 びったれおどしがくる(晩夏・初秋のころの冷気が来て初冬のしたくを急がせる)「びったれ」は「無精な女」の意。
ふてーがってー (福岡の方言)
これは驚いた。 ふてーがってーな、どーじゃろかい(これは驚いた、どうだろう)博多にわかの決まり文句。
へっぱく (福岡の方言)
屁理屈。 へっぱくこくな(屁理屈を言うな)