しびがわりー (鳥取の方言)
恥ずかしい。きまりが悪い。 ぬすっと猫は、しびがわりげにくらまかいて、逃げたわいな(ぬすっと猫は、悪いことをしたというようすで、逃げていったよ)
しゃつかがない (鳥取の方言)
常識がない。 わの考え方は、ちーとしゃつかがないっちゃ(お前の考え方は、ちょっと常識がないよ)
しゃーまこく (鳥取の方言)
余計なお節介をする。 ひとげのことに、しゃーまこくな(人の家の問題に、余計なお節介をするな)
しょのむ (鳥取の方言)
そねむ。妬(ねた)む。 蔵を建てると、しょのんでなんぞかんぞ言うもんがおっただってなー(蔵を建てると、妬んで何やかやと言う者がいたそうだね)
しょーやくする (鳥取の方言)
始末する。調理する。 魚を獲ったら、てめーでしょーやくせーよー(魚獲ったら、自分で調理しなさいよ)
そげーな (鳥取の方言)
そんな。そのような。 そげーなもののいーよーはないわいな(そんなものの言い方はないよ)
だらず (鳥取の方言)
馬鹿(者)。愚か(者)。 とろいからといって、だらずあつかいするな(のろまだからといって、馬鹿者扱いするな)
ちんちん (鳥取の方言)
親しい仲。親友。 彼とは家がつかかったけー、げだごの頃から一緒にあそんだりろこーに行ったり、ずーっとちんちんだった(彼とは家が近かったので、子どもの頃から一緒に遊んだり旅行に行ったり、ずーと親しい仲だ…
てこい (鳥取の方言)
大きい。 てこい、ちーしゃーなどとつべこべ言っても、埒(らち)があかんわ(大きい、小さいなどとあれこれ言っても、埒があかないよ)
とーから (鳥取の方言)
前から。 今年のふいはさぶいと、とーからわかっとった(今年の冬は寒いと、前からわかっていた)