痩(や)せても枯(か)れても
どんなに落ちぶれようとも。いかに衰えても。「—他人から施しは受けない」
やた‐いち【弥太一】
《「やた」は、豆腐の女房詞「おかべ」をもじった「岡部六弥太」の「六弥太」の略で、豆腐の異称》煮売酒屋で、豆腐一皿と酒一合を注文するときにいう語。また、煮売酒屋の異称。「—の客よりわるいかっこうを...
やっ‐つ・ける【遣っ付ける】
[動カ下一]《「やりつける」の音変化》 1 「する」「やる」の意を強めていう語。また、いいかげんにやってしまう。「仕事を一気に—・ける」 2 ひどい目にあわせる。打ち負かす。「手ひどく—・けられ...
やつ【奴】
[名]《「やっこ」の音変化という》 1 人を卑しめていう語。また、目下の者に親愛の意をこめていう語。「なんて—だ」「弟はいい—だ」 2 物事をぞんざいにさしていう語。「そっちの—をとってくれ」...
やつれ‐すがた【窶れ姿】
やせ衰えた姿。また、みすぼらしいかっこう。
矢(や)でも鉄砲(てっぽう)でも持(も)って来(こ)い
どんな手段を使ってもかまわないからかかってこい。腹を据えた場合や半分やけになった場合などに発する言葉。
やど・す【宿す】
[動サ五(四)] 1 内に含み持つ。「大志を—・す」 2 とどまらせる。「水面に月影を—・す」「往時の面影を—・す道筋」 3 子をはらむ。「子を—・す」 4 宿泊させる。宿を貸す。「人—・し奉ら...
柳(やなぎ)に受(う)・ける
逆らわないで、されるがままになる。「這箇(こっち)が—・けて聞いて居て遣りゃ、可いかと思って増長して」〈紅葉・金色夜叉〉
やねのうえのカールソン【やねの上のカールソン】
《(スウェーデン)Lillebror och Karlsson på taket》スウェーデンの女性作家、リンドグレーンによる児童文学作品。1955年刊行。背中にプロペラがついていて空を飛び回る...
やは
[係助]《係助詞「や」+係助詞「は」から》名詞、活用語の連用形・終止形、副詞・助詞などに付く。 1 反語を表す。…だろうか(いや、そうではない)。「春の夜の闇はあやなし梅の花色こそ見えね香—隠る...