ロマンス‐しょご【ロマンス諸語】
ローマ帝国の各地に根づいた民衆の話し言葉としてのラテン語が、中世期における地域的分化を遂げた結果、成立した言語・方言の総称。イタリア語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・ルーマニア語など。ロ...
わぶん‐タイプライター【和文タイプライター】
日本語用のタイプライター。大正4年(1915)、杉本京太が考案。邦文タイプライター。
ワリス‐アルプス【Walliser Alpen】
ヨーロッパのアルプス中部の山群。スイス、イタリアにまたがり、西のグランサンベルナール峠と東のシンプロン峠の間に広がる。イタリア語名、ペニンアルプスまたはペンニネアルプス。最高峰モンテローザ、ワイ...
わり‐かんばん【割看板】
1 劇場で、複数の俳優の名または演目を1枚に並べて書いた看板。 2 寄席で、つるし行灯(あんどん)に真打(しんうち)とそれに準ずる者一人の名を並べて書いたもの。
わり‐だけ【割(り)竹】
割った竹。特に、丸竹の先端を細かく割ったもの。夜番が引きずって歩いたり、罪人をたたくのに用いたりした。われだけ。
わずら・う【煩う/患う】
[動ワ五(ハ四)] 1 (煩う)あれこれと心をいためる。思い悩む。「両方の何れだろうかと—・って待っていた」〈漱石・それから〉 2 (患う)病気で苦しむ。古くは「…にわずらう」の形で用いることが...
我(われ)に返(かえ)・る
1 気を失っていたのが正気づく。「ほおをたたかれて—・る」 2 他に気を取られていたのが、本心に返る。「興奮がさめて—・る」
わる‐さ【悪さ】
1 悪いこと。悪い状態。また、その度合い。「歯切れの—」 2 いたずら。悪ふざけ。「子供相手に—をする」「—を覚える」 3 いたずらっ子。わんぱくな子供。「お師匠様でござりますか。—をお頼み申し...
わたし【渡し】
1 物などを人に渡すこと。「店頭—」「手—」 2 人や貨物を舟で向こう岸に渡すこと。また、その舟や、舟の着く場所。 3 船から岸や他の船に渡るためにかけた板。わたりいた。あゆみいた。 4 直径。...
わずらい‐つ・く【患い付く】
[動カ五(四)]病気になる。病みつく。「その少年は太(いた)く—・いたという」〈鏡花・草迷宮〉