ろうか‐とんび【廊下鳶】
1 遊女屋で、相方の遊女を待ちわびた客が廊下をうろうろと歩き回ること。また、その人。「さいづちたばねのし、—も羽をのして」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 用もないのに廊下をうろつき回ること。また、その人。
ろう‐づけ【鑞付け】
金属材料を、鑞(ろう)を用いて接合すること。溶接の一種。母材よりも融点が低い金属を鑞(ろう)といい、これを用いて接合する。鑞(ろう)の融点が450度以上のものは硬鑞(こうろう)といい、半田付けな...
ろう‐ばい【狼狽】
[名](スル)《「狼」も「狽」もオオカミの一種。「狼」は前足が長くて後ろ足が短く、「狽」はその逆。「狼」と「狽」は常にともに行き、離れると倒れるのであわてるというところから》不意の出来事などにあ...
ろう‐もう【老耄】
[名](スル)おいぼれること。また、その人。耄碌(もうろく)。「—し、血のめぐりが悪くなっているからと」〈谷崎・少将滋幹の母〉
ろうろう・じ【労労じ】
[形シク]《「ろうろうし」とも》 1 物慣れている。物事に巧みである。「何事にも—・じくおはせし御心ばへなりしかば」〈源・幻〉 2 才たけて情感が豊かである。「心の—・しきこと世に聞こえ高くて」...
ろくろく‐りん【六六鱗】
《一条にうろこが36枚並んでいるところから》鯉(こい)の別名。六六魚。
ろ‐じ【露地/路地/露路】
1 (露地)屋根などがなく雨露がじかに当たる土地。「—栽培」 2 (路地・露路)建物と建物との間の狭い道。 3 (路地・露路)門内や庭内の通路。 4 (露地・路地)草庵式茶室に付属した庭。腰掛け...
ろん【論】
[音]ロン(呉)(漢) [訓]あげつらう [学習漢字]6年 1 筋道を立てて述べる。事の理非を述べたてる。「論議・論及・論拠・論証・論争・論点・論評・論文・論理/議論・激論・口論・水論・争論・談...
ローズ‐ゼラニウム【rose geranium】
フウロソウ科の多年草。南アメリカ原産。においゼラニウムの一種で、茎葉(けいよう)にバラの香りをもつ。生または乾燥してケーキや飲み物の香りづけ、ポプリなどに利用する。
ローマびとへのてがみ【ローマ人への手紙】
新約聖書第6の書。使徒パウロによるローマ教会の信徒あての書簡。55年ごろ書かれ、パウロの神学思想が体系的に詳述されている。ロマ書。