おお‐ど・く
[動カ四]おっとりしている。のんびりしている。おうようである。「人のさまいとらうたげに—・きたれば」〈源・東屋〉 [動カ下二]に同じ。一説に「おどける」の意とも。「うち—・けたる声に言ひな...
おお‐どこ【大所】
「おおどころ」の略。
大所(おおどこ)の犬(いぬ)となるとも小家(こいえ)の犬(いぬ)となるな
どうせ人に仕えるならば、勢力のある人を選べ。犬になるとも大どこの犬になれ。
おお‐どころ【大所】
1 大きな構えの家。財産家。大家(たいけ)。おおどこ。 2 勢力のある、主だった人。大家(たいか)。重鎮。「財界の—が集まっている」 3 主なもの。ある分野で勢力が大きいもの。「—の問題は解決し...
おお‐どしま【大年増】
年増の中でも、かなり年をとった女性。
おお‐どしより【大年寄】
豊臣時代の五大老、および江戸幕府の大老のこと。
おおどまり【大泊】
サハリン(樺太)の都市コルサコフの日本統治時代の名称。
おお‐ども【大供】
《「子供」に対して作られた語》大人。多く、子供っぽい大人をからかい、皮肉っていう語。「各町内の要所要所には—子供の一団が樽御輿(たるみこし)をとりまいて」〈中勘助・銀の匙〉
おお‐どろ【大どろ】
歌舞伎下座音楽で、大太鼓を長ばちで小刻みに打つ鳴り物。幽霊・妖怪・神仏などの出現する場面の幕切れや、つなぎに用いる。大どろどろ。⇔うすどろ。
おお‐な【大名】
1 事物の総称。 2 村や町を大分けにした地区の名。大字(おおあざ)。⇔小名(こな)。