すぎ‐ごけ【杉苔/杉蘚】
スギゴケ科の蘚類(せんるい)の総称。一般に、湿地に密に生え、高さ5〜10センチ。茎と葉との区別がみられ、葉は針状で密につく。雌雄異株で、茎の頂に褐色の柄のある四角柱状の胞子嚢(ほうしのう)をつけ...
すき‐かえし【漉き返し】
《「すきがえし」とも》反故(ほご)紙を漉きなおすこと。また、その紙。宿紙(しゅくし)。
スコピエ【Skopje】
北マケドニアの首都。同国南部、バルダル川沿いに位置する。バルカン半島における交通の要所で、主要道路や幹線鉄道が通る。鉄鋼業・化学工業・木材工業が盛ん。古代ローマ時代の都市スクピに起源し、7世紀に...
スーラ【Thula】
イエメン西部に山岳部族の村。首都サヌアの北西約45キロメートルに位置する。城壁に囲まれた集落があり、オスマン帝国時代も独立を保ったことで知られる。石造りや煉瓦(れんが)造りの伝統的なイエメン建築...
すきや‐ぼうず【数寄屋坊主】
江戸幕府の職名。数寄屋頭の配下で、将軍をはじめ出仕の幕府諸役人に茶を調進し、茶礼・茶器をつかさどった。御数寄屋(おすきや)坊主。
すずめ‐が【雀蛾/天蛾】
鱗翅(りんし)目スズメガ科の昆虫の総称。大形のガで体は太く流線形。夜行性のものが多い。翅(はね)は細長く、活発に飛ぶ。長い口吻(こうふん)をもつものが多く、花蜜を吸う。幼虫は尾端に1本の突起をも...
スーク‐ミトハトパシャ【Souq Midhad Pasha】
シリアの首都ダマスカスの旧市街の西側にある野外市場。南北約600メートルにわたって、香辛料、食品などの店が並ぶ。名称はオスマン帝国時代に憲法を起草した宰相ミトハト=パシャに由来する。
スタラ‐チャルシヤ【Stara Čaršija】
北マケドニアの首都スコピエの旧市街。オスマン帝国時代の12世紀頃から続くバザールは、バルカン半島で最も規模が大きいものの一つとして知られる。オールドバザール。
スタリ‐モスト【Stari Most】
《ボスニア語で古い橋の意》ボスニア‐ヘルツェゴビナ南部の都市モスタルを流れるネレトバ川に架かる石造アーチ橋。全長30メートル、幅4メートル、水面からの高さは24メートル。16世紀、オスマン帝国期...
スタラ‐ザゴラ【Stara Zagora/Стара Загора】
ブルガリア中部の都市。スレドナゴラ山脈の南麓に位置する。紀元前6世紀から5世紀ごろのトラキア人の集落ベロエに起源。紀元2世紀には古代ローマの要塞都市アウグスタトラヤナがつくられた。9世紀に第一次...