ため‐ぐち【ため口】
年下の者が年長者に対等の話し方をすること。ためくち。「—をきく」「—をたたく」→ため [補説]1960年代に不良少年の隠語として始まり、1980年代には一般に広まったという。
わわ・る
[動ラ四]やかましく言いたてる。わめく。「大声あげて—・り出(いだ)せば」〈浮・禁短気・四〉
むくり
めくれて反ること。特に、建築で、上に向かって凸型にふくらんでいること。
むく・る【剝る】
[動ラ五(四)]はぐ。はがす。めくる。むく。「返事もしないで、まだ眼を—・って見せたから、此方(こっち)も腹が立って」〈漱石・坊っちゃん〉 [動ラ下二]「むくれる」の文語形。
むく‐むく
[副](スル) 1 雲・煙・泡などが重なり合ってわき出るさま。「黒雲が—(と)出てくる」 2 感情や考えが急に起こるさま。「好奇心が—(と)頭をもたげる」 3 横たわっているものがうごめくさま。...
むく‐め・く【蠢く】
[動カ四]虫などがむくむくと動く。また、虫のようにうごめく。「蓑虫のやうにてや—・き参らむ」〈宇津保・楼上上〉
むかし・ぶ【昔ぶ】
[動バ上二]昔風になる。古めく。「深く—・びたらんかたは」〈十訓抄・八〉
胸(むね)が轟(とどろ)・く
心臓がどきどきする。心がときめく。「大試合を前に—・く」
マンスール‐もん【マンスール門】
《Bab el Mansour》モロッコ北部の都市メクネスの旧市街にある門。ハディム広場に面し、王宮への入口に位置する。アラウィー朝のムーレイ=イスマイルにより着工され、息子が受け継いで完成した...
ムーレイイスマイル‐びょう【ムーレイイスマイル廟】
《Mausolée de Moulay Ismaïl》モロッコ北部の都市メクネスの旧市街にある霊廟。18世紀初頭に建造。アラウィー朝のムーレイ=イスマイルの墓がある。同国で唯一、イスラム教徒以外...