ぐんき‐さい【軍旗祭】
旧日本陸軍の歩兵と騎兵の各連隊で、軍旗を下賜された記念日に行った祭典。
ぐんき‐しょ【軍機処】
中国、清朝の軍事・行政上の最高機関。1729年、軍機をつかさどるために設けられ、のちには一般政治をも統轄した。1911年に廃止。
ぐんきはためくもとに【軍旗はためく下に】
結城昌治の小説。軍事刑法の罪状を章題にし、戦争の非情を描く。昭和44年(1969)より発表。昭和45年(1970)、第63回直木賞受賞。昭和47年(1972)、深作欣二監督により映画化。
ぐんきほご‐ほう【軍機保護法】
軍事上の秘密を保護することを目的とした法律。明治32年(1899)に制定され、昭和20年(1945)廃止。
ぐんき‐もの【軍記物】
1 江戸時代に出た小説の一種。戦争・合戦を題材に、事実と空想をまじえて書いたもの。絵本太閤記など。 2 ⇒軍記物語
ぐんき‐ものがたり【軍記物語】
中世文学で、戦争・合戦を主題として時代の展開を描いた叙事的物語。保元物語・平治物語・平家物語・太平記など。広義には義経記・曽我物語なども含む。文体は、多く和漢混交文。戦記物語。軍記物。
ぐんきものがたりけんきゅう【軍記物語研究】
国文学者、五十嵐力の著作。昭和6年(1931)に刊行。早稲田大学出版部「文学講義」に連載された論文「軍記物語研究」と、大正9年(1920)の「早稲田文学」秋季特別号に掲載された「平家物語の新研究...
ぐん‐きょ【群居】
[名](スル)群れをなしていること。また、群がり住むこと。「ウミウが—する島」
ぐんき‐よみ【軍記読み】
江戸時代、軍記物を講釈すること。また、その人。軍書読み。軍談師。軍談読み。
ぐん‐ぎ【軍議】
軍事に関する評議。「—を凝(こ)らす」