じょ‐は‐きゅう【序破急】
1 雅楽で、楽曲を構成する三つの楽章。初部の「序」は緩徐で拍子に合わず、中間部の「破」は緩徐で拍子に合い、終部の「急」は急速で拍子に合う。 2 芸能における速度の3区分。「序」はゆっくり、「破」...
しら‐すげ【白菅】
カヤツリグサ科の多年草。湿った林に生え、高さ30〜60センチ。地上茎は三角柱で、白みを帯びた葉をつける。夏、茎の頂に淡緑色の雄花の穂を、その下に数個の雌花の穂をつける。
しょ‐ぶん【処分】
[名](スル) 1 取り扱いを決めて物事の決まりをつけること。処理。「書生下女を差図して家事を—し」〈鉄腸・花間鶯〉 2 規則・規約などを破った者に罰を加えること。処罰。「—を受ける」「違反者を...
し‐らち【仕埒/為埒】
《為(し)て埒を明ける意》処置して決着をつけること。しまつ。「その—は、どうつけてくれる」〈万太郎・春泥〉
し・れる【痴れる】
[動ラ下一][文]し・る[ラ下二] 1 何かに心を奪われて、正気を失う。頭の働きが鈍る。ぼける。「酒に酔い—・れる」「心地、ただ—・れに—・れて」〈竹取〉 2 いたずら好きである。ふざける。「さ...
尻(しり)を落(お)ち着(つ)・ける
ある場所にゆっくりとどまる。腰を落ち着ける。「実家に—・ける」
しら‐ばけ【白化け】
[名・形動]《近世語》 1 わざとありのままに言うこと。また、そのさま。「只—に放下師までも品玉とる種の行所をさきへ見せ」〈浮・織留・一〉 2 そらぞらしく化けること。そらとぼけること。また、そ...
ずい‐じん【随身】
[名](スル)《「ずいしん」とも》 1 平安時代以降、貴人の外出のとき、警衛と威儀を兼ねて勅宣によってつけられた近衛府の官人。御随身(みずいじん)。兵仗(ひょうじょう)。 2 神社の左右の神門に...
すい‐つ・ける【吸(い)付ける】
[動カ下一][文]すひつ・く[カ下二] 1 ぴたりとくっついて離れないようにする。吸いつかせる。「磁石で鉄くぎを—・ける」 2 吸ってタバコに火をつける。「仕事を片づけて一服—・け」〈一葉・にご...
じょ‐しゅ【助手】
1 仕事の手助けをする人。 2 大学で、教授・准教授・助教の職務を助ける職。また、その人。学校教育法では、「その所属する組織における教育研究の円滑な実施に必要な業務に従事する」と規定される。