こせ‐は【巨勢派】
巨勢金岡(こせのかなおか)に始まる画家の家系。代々宮廷の絵所の中心的位置を占め、大和絵の発展に重要な役割を果たした。鎌倉時代以降は奈良興福寺に赴き、絵仏師として室町時代まで活躍。
こせ‐やま【巨勢山】
奈良県西部、御所(ごせ)市古瀬付近にある山。[歌枕]「—のつらつら椿つらつらに見つつ偲(しの)はな巨勢の春野を」〈万・五四〉
こ‐せん【古銭/古泉】
1 昔、通用したぜに。古いぜに。 2 近世、寛永通宝以前の古い貨幣。また、中国から渡った開元通宝・永楽銭など。⇔新銭。
こ‐せん【巨川】
非常に大きな川。きょせん。
こ‐せん【姑洗】
1 中国音楽の十二律の一。基音の黄鐘(こうしょう)より四律高い音。日本の十二律の下無(しもむ)にあたる。 2 陰暦3月の異称。
こ‐せん【弧線】
弓なりの線。弧状の線。「白球が—を描いて飛ぶ」
こ‐せん【故戦】
中世の私闘で、戦いをしかけること。また、その人。
こ‐せん【賈船】
商売のために用いる船。商船。
こせん‐か【古銭家】
古銭を収集することを趣味とする人。
こせん‐がく【古銭学】
古代から近代までの貨幣・メダルの形・意匠・銘文などを研究する学問。考古学・神話学・美術史学と密接に関連する。