ごうせい‐ていこう【合成抵抗】
電気回路において、複数の抵抗を等価な一つの抵抗に置き換えた場合の抵抗。直列接続の場合は、各抵抗の和に等しく、並列接続の場合は、各抵抗の逆数の和が合成抵抗の逆数に等しい。
ごうせい‐の‐ごびゅう【合成の誤謬】
《fallacy of composition》個人や個々の企業がミクロの視点で合理的な行動をとった結果、社会全体では意図しない結果が生じること。例えば、企業が経営を健全化するために人件費を削減...
ごうせい‐は【合成波】
二つ以上の波が重なってできた波。重ね合わせの原理に従い、それぞれの変位の山と山が重なると大きくなり、山と谷が重なると打消しあう。
ごうせい‐ばいち【合成培地】
精製した化学物質を組み合わせてつくる培地。組成が明確で偏りがなく、実験などの再現性が高い。→天然培地
ごうせい‐ひかく【合成皮革】
合成樹脂を使った皮革代替品。擬革。人造皮革。フェイクレザー。
ごうせい‐ふくじんひしつホルモンざい【合成副腎皮質ホルモン剤】
⇒ステロイド剤
ごうせい‐ぶつ【合成物】
各構成部分が固有の性質を保ちながら、結合して一つの形態になっている物。法律上、1個の物として扱われる。家屋・宝石入り指輪など。
ごうせいゆうき‐かがく【合成有機化学】
⇒有機合成化学
ごうせい‐ゆうききんぞく【合成有機金属】
金属を含まないが、金属に似た導電性を示す有機分子化合物。電荷移動錯体を形成し、電子の運動が特定の方向に制限される異方性を示すものが多い。金属的有機物。有機合成金属。
ごうせい‐ようばい【剛性溶媒】
溶質を安定的に保ち、剛体に近い状態にして種々の測定を行うための溶媒。低温下で極度に粘性の高いガラス状の溶媒が用いられる。剛体溶媒。