ごしき‐ぬま【五色沼】
福島県中北部、磐梯山(ばんだいさん)北麓の磐梯高原にある小湖沼群。明治21年(1888)、磐梯山の爆発による泥流のくぼ地に地下水がたまってできたもの。毘沙門(びしゃもん)・赤・深泥(みどろ)・...
ごしき‐の‐いと【五色の糸】
青・黄・赤・白・黒の5種の色をした糸。念仏者が臨終のときに阿弥陀仏の像の手から自分の手に掛け渡した糸。この糸によって極楽浄土に導かれるとされた。
ごしき‐の‐さけ【五色の酒】
カクテルの一。色彩・比重の異なる5種類のリキュールを一つのコップに入れ、色とりどりの層ができるようにしたもの。フランスで始まり、日本では明治末から昭和にかけて銀座で流行。
ごしき‐の‐せん【五色の賤】
律令制で、5種類の賤民。陵戸(りょうこ)・官戸(かんこ)・家人(けにん)・公奴婢(くぬひ)・私奴婢。このうち家人・私奴婢は私有民。五賤。
ごしき‐の‐みず【五色の水】
青・黄・赤・白・黒の5種の色をした水。灌仏会(かんぶつえ)に仏の頭上にそそぎかけるもの。
ごしきひわ
《原題、(イタリア)Il Cardellino》ビバルディのフルート協奏曲集作品10の第3番。ニ長調。鳥の鳴き声を模した旋律が用いられる牧歌的な雰囲気の曲。
ごし‐ごし
[副]物を強くこする音、また、そのさまを表す語。「力を入れて—(と)洗う」
ごし‐じょう【互市場】
貿易の行われる場所。開港場。
ごし‐せつ【五糸節】
《この日に、5色の糸で作った長命縷(ちょうめいる)をひじにかけるところから》5月5日の節句の異称。
ご‐しそく【御子息】
他人の息子を敬っていう語。ご令息。