しい‐がたり【強ひ語り】
聞きたがらない相手に無理に話を聞かせること。また、その話。しいごと。「いなと言へど語れ語れとのらせこそ志斐(しひ)いは奏(まを)せ—と言ふ」〈万・二三七〉
しいがもと【椎本】
源氏物語第46巻の巻名。薫大将、23歳から24歳。宇治の八の宮の死後、その姫君二人への薫と匂宮(におうみや)の思慕の情を描く。
し‐いき【市域】
市に属する範囲。市の区域。
し‐いぎ【四威儀】
「四儀」に同じ。
しい‐ぎゃく【弑逆】
[名](スル)《「しぎゃく(弑逆)」の慣用読み》臣下・子など目下の者が、主君や親などを殺すこと。「光秀が信長を—した本能寺の変」 [補説]「弑虐」とも書く。
し‐いく【飼育】
[名](スル)家畜などを飼い育てること。飼いならすこと。「山羊を—する」「豚の—法」 [補説]書名別項。→飼育
しいく【飼育】
大江健三郎の短編小説。昭和33年(1958)発表。同年、第39回芥川賞受賞。受賞時の年齢23歳は石原慎太郎の記録と並び、当時の芥川賞史上最年少。昭和36年(1961)、大島渚監督により映画化。
しいく‐けい【飼育系】
観察や実験の対象となる生物について、持続的・系統的な飼育を行うための管理手法。成長に適する条件の決定や、成長段階に応じた給餌方法などが含まれる。「—の確立」
しいくわあさあ
《多く「シークワーサー」または「シークヮーサー」と書く》ミカン科の常緑低木。春、白い小花をつける。実は小粒でミカンに似る。未熟な実は搾って酸味料に、熟した実はジュースなどに加工される。沖縄に自生...
しいけいざい‐せつ【思惟経済説】
できるだけ多くの事実を少ない概念で完全に記述することにより、思惟の労力の節約を図ることが科学的認識の根本的原則であるとする説。マッハらによって説かれた。思考経済説。