し‐ぞく【士族】
明治維新後、もと武士階級に属した者に与えられた族称。華族の下、平民の上に置かれた。第二次大戦後に廃止。
し‐ぞく【支族/枝族】
本家から分かれて別に一家をなす血族の者。分家。
し‐ぞく【氏族】
共通の祖先をもつこと、あるいは、もつという意識による連帯感のもとに構成された血縁集団。父系もしくは母系のどちらか一方の血縁関係によって結ばれている。「—社会」
し‐ぞく【指嗾/使嗾】
「指嗾(しそう)」の誤読。
し‐ぞく【親族/親属】
「しんぞく」の撥音の無表記。「何ばかりの—にかはあらむ、いとよく似通ひたるけはひかな」〈源・浮舟〉
しぞ・く【退く】
[動カ四]「しりぞく」に同じ。「漕げども漕げどもしりへ—・きに—・きて」〈土佐〉