すな‐ぼこり【砂埃】
細かい砂が、煙のように舞い上がったもの。砂塵(さじん)。「—を上げる」「—が立つ」
すな‐まき【砂撒き】
通行人に砂をまきかけるという妖怪。全国に伝承がみられ、姿により「砂撒き狸(だぬき)」「砂かけ婆(ばば)」などとよばれる。
すな‐むし【砂蒸(し)】
温泉のわき出る砂浜の砂の中に体を埋めて温まる入浴法。鹿児島県指宿温泉が有名。砂蒸し入浴。
すなむし‐ぶろ【砂蒸(し)風呂】
⇒砂風呂
すなめり【砂滑】
ネズミイルカ科の哺乳類。全長約1.8メートルのハクジラ。インド洋から日本の沿岸近くに分布し、砂の上を滑るように泳ぐ。瀬戸内海では天然記念物。
すな‐もぐり【砂潜】
魚カマツカの別名。
すな‐やつめ【砂八目】
ヤツメウナギ科の淡水魚。全長約15センチで、カワヤツメと体形・体色ともに似る。冷水性で、一生を淡水で過ごす。九州南部を除く日本各地に分布。食用にしない。《季 冬》
すな‐やま【砂山】
砂が小高くなった所。砂丘。
すな‐ゆ【砂湯】
⇒砂風呂
すなわち【即ち/則ち/乃ち】
[接] 1 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。言いかえれば。つまり。「日本の首都—東京」 2 前に述べた事と次に述べる事とが、まったく同じであることを表す。とりもなおさず。まさ...