たち‐やく【立役】
1 もと、歌舞伎で、座って演奏する地方(じかた)に対して、立って演技をする者の総称。立方(たちかた)。 2 歌舞伎で、女方(おんながた)・子役以外の男の役の総称。 3 歌舞伎の役柄の一。敵役(か...
たち‐やすら・う【立(ち)休らう】
[動ワ五(ハ四)]立ったまま先へ進まないでいる。たたずむ。「丁度—・おうという一本の樹立(こだち)も無い」〈鏡花・高野聖〉 「雪降りたりし暁に—・ひて」〈源・幻〉
たち‐やなぎ【立柳】
ヤナギ科の落葉小高木。平野の水辺に生える。葉は細長い楕円形で、裏面がやや白い。雌雄異株で、4月ごろ、葉とともに黄色の雄花と淡緑色の雌花が穂状に咲く。
たち‐やま【立山】
富山県の立山(たてやま)の古称。「—に降り置ける雪を常夏に見れども飽かず神(かむ)からならし」〈万・四〇〇一〉
たちやま‐みねえもん【太刀山峰右衛門】
[1877〜1941]力士。第22代横綱。富山県出身。本名、老本弥次郎。得意の突っ張りは一突(ひとつ)き半と一月(ひとつき)半とをかけて「四十五日」といわれた。優勝11回。1敗を挟み、43連勝、...