せっ‐せい【拙生】
[代]一人称の人代名詞。男子が自分をへりくだっていう語。多く書簡文に用いる。小生。愚生。
せっ‐そう【拙僧】
[代]一人称の人代名詞。僧が自分をへりくだっていう語。愚僧。
せっ‐たく【拙宅】
自分の家をへりくだっていう語。拙家(せっか)。「—にもお寄り下さい」
せっ‐ちょ【拙著】
つたない著作。自分の著作をへりくだっていう語。
せっ‐ぴつ【拙筆】
へたな文字や文章。また、自分の書いた文字や文章をへりくだっていう語。
せつ【拙】
[名・形動]じょうずでないこと。つたないこと。また、そのさま。⇔巧。「主人は寧ろ—な部類に属すると云ってよろしい」〈漱石・吾輩は猫である〉
[代]一人称の人代名詞。男性が自分自身をへりくだっ...
せつ‐い【拙意】
自分の意見や気持ちをへりくだっていう語。
せつ‐えい【拙詠】
へたな詩歌。また、自分の詩歌をへりくだっていう語。
せつ‐ぎ【拙技】
1 つたない技術や演技。 2 自分の技芸をへりくだっていう語。
せつ‐ぎん【拙吟】
へたな詩歌。へたな吟声。また、自分の詩歌・吟声をへりくだっていう語。