ダウン‐クオーク【down quark】
第1世代に属するクオークで、電荷が−1/3のもの。記号はd。6種類あるクオークの中で2番目に軽い。1964年、M=ゲルマンとG=ツワイクが提唱したクオーク模型において予言され、すでにその存在を示...
だいのう‐ひしつ【大脳皮質】
大脳半球の表層を覆う灰白色の部分。人間では大部分が新皮質で、神経細胞が数層に並び、感覚・運動および精神活動の中枢があり、旧皮質・古皮質の部分では本能的行動をつかさどる。灰白質。
だいたい‐こつ【大腿骨】
大腿の中軸をなす骨。人体の中で最も大きい管状骨。上端は球状となって股関節(こかんせつ)をつくり、下端は太くなって膝関節(しつかんせつ)をつくる。
たか‐おかみ【高龗】
記紀神話で、闇龗(くらおかみ)とともに水をつかさどる竜神。京都の貴船神社の祭神。
だい‐しば【大司馬】
古代中国の官名。周代には夏官(かかん)の長として軍事・運輸をつかさどった。漢代に軍事を任とした太尉を大司馬と改称し、大司徒・大司空とともに三公と称した。後漢以降は再び太尉という。
だい‐しのう【大司農】
中国漢代、九卿の一。銭穀・金帛(きんぱく)など、中央政府の国家財政をつかさどった。三国時代以降は司農と改称。
だいじょう‐かい【大乗戒】
⇒菩薩戒(ぼさつかい)
たい‐じょう【太常】
中国の官名。漢代に秦代の奉常を改称したもので、天子の宗廟(そうびょう)の祭礼をつかさどった。のち一時、太常寺・大宗伯などと改称され、清代まで続いた。
だいじょう‐かん【太政官】
1 律令制で、神祇官(じんぎかん)と並ぶ中央の最高行政機関。八省以下を統轄して政務を行った。長官は太政大臣で、これに次いで左右大臣があり、のちに内大臣が置かれた。事務局として少納言局・弁官局が付...
大層(たいそう)も無(な)・い
とんでもない。愚にもつかない。「—・い事をお云いでないよ」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉