とく‐せい【特性】
そのものだけが持つ性質。特有のすぐれた性質。特質。「素材の—を活かす」
とく‐せい【特製】
特別に念を入れて作ること。また、その品物。特別製。「—のステーキ」
とく‐せい【徳性】
道徳をわきまえた正しい品性。道徳心。道義心。「—を養う」
とく‐せい【徳政】
1 徳のある政治。免税・大赦などの目立った恩恵を施す政治。仁政。 2 鎌倉・室町時代、貸借・売買契約の破棄のこと。幕府は御家人が質入れ・売却などで失った所領を回復させるため、しばしば徳政令を発布した。
とく‐せい【徳星】
1 吉兆のしるしとしてあらわれる星。 2 徳のある人。賢人。 3 木星の異称。
とく‐せい【涜聖】
神聖をけがすこと。
とくせい‐いっき【徳政一揆】
室町時代、畿内周辺の地侍・都市下層民・農民などが幕府に徳政令の発布を要求して起こした一揆。また、かってに徳政と称して金融業者を襲い、略奪を行うものもあった。
とくせい‐エックスせん【特性X線】
気体や金属に高エネルギー粒子を当てると、物質の構成原子の内殻電子がはねとばされて空所ができ、この空所に外殻電子がとび移るときに放出するX線。各原子固有の線スペクトルを示すことが多い。固有X線。示...
とくせい‐れい【徳政令】
徳政2を適用する対象や条件などを規定した法令。徳政法。
とく‐せき【督責】
[名](スル)厳しく責めたてること。厳しく督促すること。「其治法を視察し—する挙も見えたり」〈田口・日本開化小史〉