とび‐の‐お【鴟の尾】
《「鴟尾(しび)」を訓読みにした語》 1 牛車(ぎっしゃ)の後方に突き出た2本の短い棒。こながえ。とみのお。 2 ⇒鴟尾(しび)
とびのお‐ごと【鴟の尾琴】
頭部が鴟の尾のように上方へ曲がっている和琴(わごん)。
とび‐の・く【飛び退く/跳び退く】
[動カ五(四)]飛んでよける。すばやく身をかわしてよける。「水をかけられまいとして—・く」
とび‐の‐もの【鳶の者】
《鳶口(とびくち)を持つところから》土木・建築工事に従事する人。また、その職業。江戸時代は町火消し人足を兼ねた。鳶職。とび。
とび‐のり【飛(び)乗り】
1 飛び乗ること。特に、進行中や出発寸前の乗り物に飛び乗ること。「電車の—」 2 通りすがりの車馬などに乗り込むこと。「—の辻車で四方を推回し」〈紅葉・二人女房〉
とび‐の・る【飛(び)乗る】
[動ラ五(四)] 1 勢いよく身をおどらせて、その上に乗る。「馬に—・る」 2 進行中や出発直前の乗り物に飛びついて乗る。「列車に—・る」 3 急用などのためにあわてて乗り物を使う。「タクシーに...