とり‐か【取箇】
《「取」は田租を収納すること、「箇」は数の意》江戸時代、田畑に割り当てた年貢(ねんぐ)のこと。成箇(なりか)。物成(ものなり)。
とり‐かい【鳥飼い】
鳥を飼って養うこと。また、その人。
とりかい‐べ【鳥飼部】
大化前代、鳥を朝廷に献上したり飼育したりした品部(しなべ)。ととりべ。
とりかい‐りゅう【鳥飼流】
和様書道の流派の一。御家流(おいえりゅう)の分派で、鳥飼宗慶を祖とする。
とり‐か・う【取り飼ふ】
[動ハ四]鳥獣を飼い養う。「夜昼…—・ひ給ふほどに」〈大和・一五二〉
とり‐かえ【取(り)替え/取(り)換え】
1 他のものと替えること。交換。「特売品は—がきかない」 2 新しいものに替えること。また、そのもの。予備。「電池の—を用意する」 3 立て替え。「親共から百貫目余の—」〈浄・歌祭文〉
とりかえ‐ぎん【取り替へ銀】
遊女や奉公人などに雇い主が立て替えて前渡しする金。前金。とりかえがね。「妹はわけもなき所へ奉公に出し、—をうれしく」〈浮・織留・三〉
とり‐かえし【取(り)返し】
[名]取り返すこと。もとの状態に戻すこと。「—のつかない失敗」 [副]ふたたび。あらためて。「昔のこと—悲しくおぼさる」〈源・桐壺〉
とり‐かえ・す【取(り)返す】
[動サ五(四)] 1 人手に渡ったものを取り戻す。「おもちゃを—・す」「優勝旗を—・す」 2 再びもとのようにする。もとへ戻す。「元気を—・す」「勉強の遅れを—・す」
とりかえっ‐こ【取(り)替えっこ】
[名](スル)互いに取り替えること。交換。「切手を—する」