はいきょから【廃墟から】
原民喜の短編小説。昭和22年(1947)、雑誌「三田文学」の11月号に発表。同年6月に同誌に掲載された「夏の花」、昭和24年(1949)発表の「壊滅の序曲」とあわせ、三部作をなす。
はい‐りつ【排律】
漢詩の近体詩の一体。律詩を引き伸ばした、五言または七言の10句以上の偶数句からなる詩体。最初と最後とを除く他の聯(れん)がみな対句をなす。長律。
パゴダ‐どおり【パゴダ通り】
《Pagoda Street》シンガポールの市街中心部にある通り。トレンガヌ通りやスミス通りとともに中華街の中心をなす。土産物、衣料品、食品を扱う店が集まるほか、華僑の歴史を紹介する博物館やスリ...
はく‐てっこう【白鉄鉱】
鉄の硫化鉱物。淡い真鍮(しんちゅう)色で金属光沢がある。板状・錐状結晶や塊状をなすことが多い。斜方晶系。黄鉄鉱と同じ化学組成であるが、結晶系が異なる。マーカサイト。
はくちょうざ‐エー【白鳥座A】
白鳥座にある、全天で2番目に強い電波を出している電波銀河。地球からの距離は6億光年以上と推定されている。強力な宇宙ジェットを噴出する活動銀河核が中心にあり、強いX線も発している。シグナスA(Cy...
はくと‐かいがん【白兎海岸】
鳥取県北東部、鳥取市西部にある海岸。ハマナスの自生南限地帯として国指定天然記念物になっている。「古事記」にある因幡(いなば)の白兎の神話伝承地で、砂丘上に白兎神をまつる白兎神社がある。
はく‐ぐう【薄遇】
[名](スル)人を冷淡にもてなすこと。冷遇。
ばく‐しゅう【麦秋】
麦の取り入れをする季節。初夏のころ。むぎあき。むぎのあき。《季 夏》「鳴門見て讃岐—渦をなす/澄雄」 [補説]作品名別項。→麦秋
はぎお‐もと【萩尾望都】
[1949〜 ]漫画家。福岡の生まれ。少女漫画の地位を高め、後進にも多大な影響を与えた第一人者。繊細なタッチと詩的なストーリー展開、巧みな心理描写で、SF・サスペンスなど幅広い作品を手がける。代...
はうちわ‐まめ【羽団扇豆】
ルピナスの別名。