にじゅう‐ひかぜい【二重非課税】
多国籍企業が、居住地国と源泉地国のどちらでも課税されないこと。各国間の課税制度の違いや二重課税の回避を目的とする租税条約を濫用した、租税回避行為の一つ。
にじゅう‐ひてい【二重否定】
否定の言葉を二度重ねて肯定の意味を強めたり、その肯定を婉曲(えんきょく)に表したりする語法。「辞退したいわけではない」「行かないわけではない」など。
にじゅう‐ふりこ【二重振り子】
単振り子にもう一つの単振り子を連結したもの。運動方程式は解析的な解が得られず、その運動は非周期的で、カオスになることが知られる。
にじゅう‐ぶた【二重蓋】
器物で、蓋の内側にもう一つ蓋のある作り。また、そのような蓋。
にじゅう‐ぶたい【二重舞台】
劇場で、平舞台より一段高い舞台。平台と箱馬を組み合わせ、必要に応じて平舞台上に組み立てる。高さによって、常足(つねあし)・中足(ちゅうあし)・高足(たかあし)などの別がある。
にじゅうへんぱ‐ドップラーレーダー【二重偏波ドップラーレーダー】
⇒マルチパラメーターレーダー
にじゅうへんぱ‐レーダー【二重偏波レーダー】
⇒マルチパラメーターレーダー
にじゅう‐ベータほうかい【二重β崩壊】
一つの原子核内で二つの中性子がほぼ同時にベータ崩壊して二つの陽子になる現象。電子と反電子ニュートリノを二つずつ放出する通常の二重ベータ崩壊は、1987年に初めて実験的に観測された。また、ニュート...
にじゅう‐ほうそう【二重放送】
一つの放送所から、異なる番組を周波数の違う電波で同時に放送すること。また、その放送。
にじゅう‐ぼいん【二重母音】
連続する二つの異なった母音で、一つの音節をなすもの。東京語の「貝」の[ai]など。重母音。