にょう‐ぶつ【繞仏/遶仏】
「繞堂(にょうどう)」に同じ。
にょう‐へい【尿閉】
膀胱(ぼうこう)内にたまった尿をうまく排出できない状態。膀胱や尿道の神経の障害、尿路結石や前立腺肥大のため尿道が狭くなった場合にみられる。
にょうほう‐しょう【尿崩症】
異常に多量の尿を排出する病気。脳下垂体後葉からの抗利尿ホルモンの分泌不足が原因となる(中枢性尿崩症)。また、腎臓の機能障害によって抗利尿ホルモンの作用が低下するために起こるもの(腎性尿崩症)もある。
にょう‐ぼ【女房】
「にょうぼう」の音変化。
にょう‐ぼう【女房】
《2が原義》 1 妻のこと。多く、夫が自分の妻をさしていう。にょうぼ。「—に頭があがらない」「恋—」「世話—」 2 女官の部屋。また、朝廷に仕える女官で、一人住みの部屋を与えられた者。出身の階級...
にょうぼう‐いえぬし【女房家主】
一家の女主人。女房あるじ。「ことに近年は、いづかたも—奢りて」〈浮・胸算用・一〉
にょうぼうがっこう【女房学校】
《原題、(フランス)L'École des femmes》モリエールによる喜劇。5幕。1662年初演。少女を無垢(むく)なまま育て上げて妻にしようとする中年男の物語。
にょうぼう‐ぐるま【女房車】
女房2が外出時に使う牛車(ぎっしゃ)。おんなぐるま。「御車に下簾かけ、—の様にておはして」〈夜の寝覚・二〉
にょうぼう‐ことば【女房詞】
室町初期ごろから、宮中に仕える女房が、多く衣食に関して用いた一種の隠語。のち、将軍家に仕える女性、さらに町家の女性にまで普及し、現代の一般語になったものもある。省略や言い換えを行ったものが多い。...
にょうぼうごろし【女房殺し】
江見水蔭の短編小説。明治28年(1895)「文芸倶楽部」誌に発表。