ぬき‐がき【抜(き)書(き)】
[名](スル) 1 書物などから必要な部分を抜き出して書くこと。また、そのもの。「ポイントを—する」 2 演劇で、一人の役者の受け持つ箇所だけを書き抜いた略式台本。書き抜き。
ぬき‐がた【抜(き)型】
材料に押しつけて、ある形を抜き取るための型。
ぬき‐がた・い【抜(き)難い】
[形][文]ぬきがた・し[ク]取り除くことが難しい。「—・い不信感」
ぬき‐ぐし【抜き櫛/抽き櫛】
1 頭髪の飾りにさす櫛。さしぐし。「刀ならびに—等を嬰児に授く」〈吾妻鏡・七〉 2 髪を強く櫛ですくこと。また、その櫛。「—に引っ立てられる病み上り」〈柳多留・二〉
ぬきさき‐じんじゃ【貫前神社】
一之宮(いちのみや)貫前神社の旧称。
ぬき‐さし【抜き差し】
[名](スル) 1 抜き出すことと差し込むこと。「—しにくいコンセント」 2 身動きすること。やりくりすること。
抜(ぬ)き差(さ)しなら◦ない
動きがとれない。のっぴきならない。「—◦ない状況にある」
ぬき‐さ・る【抜(き)去る】
[動ラ五(四)] 1 完全に取り除く。「不安を—・る」 2 追い抜いて先に行く。「一気に先頭の走者を—・る」
ぬき‐し【抜(き)師】
掏摸(すり)のこと。
ぬき‐しあい【抜(き)試合】
柔道・剣道などの団体対抗試合で、同一人が引き分けるか負けるかするまで、何人とでも勝負を続ける方法。勝ち抜き試合。