よ‐に【世に】
[副] 1 程度のはなはだしいさま。たいそう。非常に。「僧は最(い)と懇ろに道を教うれば、横笛—嬉しく思い」〈樗牛・滝口入道〉 2 (あとに打消しの語を伴って)決して。断じて。「汝達等が賢き思ひ...
よに‐よに【世に世に】
[副]《副詞「世に」を重ねて意味を強めた語》きわめて。はなはだしく。非常に。「—ねむごろにもてなして」〈宇治拾遺・九〉
よ‐の【世の】
[連語]《天下周知の、の意から、程度のはなはだしいさまを表す》たいへんな。この上ない。「—痴(し)れ者かな」〈徒然・四一〉
りきみ‐かえ・る【力み返る】
[動ラ五(四)]はなはだしくりきむ。「負けてたまるかと—・る」
りょうけん‐ちがい【料簡違い】
見当違い。考え違い。「自分だけがつらいと思うとは—もはなはだしい」
わらい‐ばなし【笑い話】
1 互いに笑いながら話すこと。また、そのような気軽な話。「今思えば—だ」 2 こっけいな内容の短い話。笑話(しょうわ)。「気のきいた—」 3 昔話の一部門。愚か者やあわて者が失敗するおかしさや、...
われ‐かえ・る【割れ返る】
[動ラ五(四)]「割れる」を強めていう語。騒音・喝采(かっさい)などのはなはだしいようすに用いる。「場内が—・るばかりの歓声」
輪(わ)を掛(か)・ける
程度をさらにはなはだしくする。「母親に—・けた見えっ張り」