はや‐ひと【隼人】
《「はやびと」とも》古代、九州南部、現在の鹿児島地方に居住した人々。しばしば朝廷に反抗したが、服従後は京に上って宮門の守護、行幸の先駆や、即位・大嘗祭(だいじょうさい)などに奉仕した。はやと。はいと。
はま‐ゆう【浜木綿】
ヒガンバナ科の常緑多年草。暖地の海岸に自生し、高さ約50センチ。葉は長く幅広で、質は厚い。夏、葉の間から花茎を伸ばし、十数個の香りのある白い花を傘状につける。花びらは細長く、反り返る。はまおもと...
はや‐おい【早追い】
江戸時代、急用の際に、昼夜兼行で駕籠(かご)をとばした使者。はや。
はま‐しぎ【浜鷸】
シギ科の鳥。全長21センチくらい。夏羽は上面が赤褐色で腹に黒斑があるが、冬羽は灰褐色。首が短く、くちばしは長くて下方に曲がる。ユーラシア・北アメリカ北部で繁殖。日本では主に冬、海浜や干潟でみられ...
はやり‐か【逸りか】
[形動ナリ] 1 調子が早く軽快なさま。「—にかき鳴らしたるを、中納言、堪へずをかしうや思さるらむ」〈堤・逢坂越えぬ権中納言〉 2 軽はずみで落ち着きのないさま。おっちょこちょい。「品々しからず...
パフィオペジラム【(ラテン)Paphiopedilum】
ラン科パフィオペジラム属の多年草の総称。葉を数枚地上に広げ、その中心から花茎を伸ばして1個または数個のクマガイソウに似た花をつける。亜熱帯地方の湿地に分布し、園芸種も多い。パフィオペディルム。
ハプスブルク‐け【ハプスブルク家】
《Habsburg》神聖ローマ帝国およびオーストリアの王家。10世紀なかば南ドイツに興り、13世紀以降しばしばドイツ国王に選ばれ、1438年から1806年まで神聖ローマ皇帝、また1918年までオ...
はや‐ぶさ【隼】
1 ハヤブサ科ハヤブサ属の鳥。全長42センチくらい。背面が青灰色、腹面は白に黒色の黄斑があり、目の下に暗色斑が伸びている。くちばしは鋭く曲がり、翼は長くて先がとがる。直線的に速く飛び、獲物を見つ...
はらみ‐ばし【孕み箸】
1 中央が太く、両端が細くなっている箸。正月の祝いの食膳に用いる。腹太箸(はらぶとばし)。 2 楊枝(ようじ)をはさんだ割り箸。
ばん‐きん【板金/鈑金】
1 切り金の一。金を板のように薄く打ち延ばしたもの。 2 金属板や帯板を、常温のまま曲げたりしぼったりして加工すること。