ぶ‐く【仏供】
《「ぶぐ」とも》「ぶっく」の促音の無表記。「なほかの御—のおろし侍りなむ」〈枕・八七〉
ぶく【幅】
[接尾]「ふく(幅)」に同じ。「三—の掛け字」
ぶく‐き【服忌】
⇒ぶっき(服忌)
ぶく‐げ【服解】
律令制で、官吏が父母の喪に服している間、官職を解かれること。→復任
ぶく‐しゃ【服者】
両親・兄弟・親類などが死んで、その喪に服している人。
ふく‐じ【服事/服仕】
[名](スル)《「ぶくじ」とも》つき従って仕えること。また、仕事に従事すること。「其職業に—す」〈吉岡徳明・開化本論〉
ふく・する【服する】
[動サ変][文]ふく・す[サ変] 1 言われたとおりにする。従う。服従する。また、従わせる。「上長の命に—・する」「そうした論理は決して細君の心を—・するに足りなかった」〈漱石・道草〉 2 ある...
ぶく‐だね【服種】
《「ぶく」は服忌(ぶくき)のこと》死人があって忌みのかかった家の農産物の種子。
ぶく‐なおし【服直し】
喪が明けて、喪服を平常の衣服に着替えること。ぶくぬぎ。「御—のほどなどにも」〈源・乙女〉
ぶく‐ぶく
[副](スル) 1 泡などが次々と出る音や、そのさまを表す語。「汚水にメタンガスが—(と)わく」 2 泡をたてながら物が水中に沈む音や、そのさまを表す語。「見る間に—(と)沈む」 3 水などを...