ほう‐さん【奉賛/奉讃】
[名](スル)社寺などの仕事につつしんで賛助すること。「例祭を—する」
ほう‐さん【宝算】
天子を敬って、その年齢をいう語。聖寿。宝寿。
ほう‐さん【放参】
1 禅寺で、夜の参禅から修行僧を放免すること。 2 夜に看経(かんきん)すること。
ほう‐さん【放散】
[名](スル)《古くは「ほうざん」とも》 1 外側へ広く散らばること。また、広く散らすこと。「痛みが—する」「異臭を—する」 2 気持ちを発散させること。また、感情が発散すること。「恨みもいきど...
ほう‐さん【硼酸】
硼素のオキソ酸。無色・無臭のうろこ状結晶。水溶液は弱酸性で弱い殺菌力があり、うがい・洗眼などに用いられた。ガラス・琺瑯(ほうろう)・顔料などの原料とする。化学式H3BO3 [補説]硼素の同位体10...
ほうさん‐えん【硼酸塩】
硼酸イオン(BO33−およびBO45−)の塩の総称。天然、自然ともに、水素結合で連なって縮合したものが多い。
ほう‐さんぎ【法参議】
天平神護2年(766)称徳天皇が道鏡(どうきょう)を法王に任じたとき、山階寺の基真に与えた官職。参議に準じる職。
ほう‐さんしょう【法三章】
《「史記」高祖本紀から》漢の高祖が秦を滅ぼした後、秦の始皇帝の定めた厳しい法律を廃し、殺人・傷害・窃盗だけを罰するとした3か条の法律。転じて、法律を簡略でゆるやかなものとし、法治万能主義を排すること。
ほうさん‐だんご【硼酸団子】
米ぬかを練ったものやジャガイモをつぶしたものなどに硼酸(ほうさん)を加えて作った団子。ゴキブリの駆除に用いる。
ほうさん‐ちゅう【放散虫】
肉質綱の原生動物の総称。すべて海産で浮遊生活をし、6億年前から生息。大きさは40マイクロメートルから数ミリで、体は球状・円盤状・円錐状など。多くは珪酸(けいさん)や硫酸ストロンチウムを成分とする...