ほう‐し【胞子】
シダ植物・コケ植物・藻類・菌類などに形成され、単独で新個体となりうる細胞。ふつう単細胞で、有性生殖後にできるものや、無性器官内にできるもの、栄養体の一部が分裂してできるものなどがある。→芽胞
ほう‐し【蓬矢】
蓬(よもぎ)で作った矢。邪気を除くまじないとして用いる。
ほう‐し【褒詞】
ほめたたえる言葉。褒辞。
ほう‐し【鋒矢】
兵法で、陣立ての一。足軽を「∧」の形に並べ、その後ろに騎馬武者を「一」の字を縦にした形にそろえ、機をみて足軽が左右に開き、騎馬武者が突進するもの。
ほう‐し【放仔】
カニやエビの雌が、孵化(ふか)直後の幼生ゾエアを水中に放つこと。雌は腹部に抱えた卵をそのまま放つのではなく、幼生として放つため、放卵とは区別される。
ほう‐し【放飼】
放し飼いにすること。
ほうし‐うた【法師歌/法師唄】
《もと盲目の法師が作曲し、歌ったところから》地歌・上方歌の異称。
ほうし‐おんせん【法師温泉】
群馬県北西部、利根郡みなかみ町にある温泉。泉質は単純温泉・硫酸塩泉。弘法大師の開湯と伝える。
ほうし‐がえり【法師還り】
僧になった人が再び俗人にかえること。還俗(げんぞく)。「—と人や見るらん」〈犬筑波集・春〉
ほうし‐がく【法史学】
過去の法制度、慣行および法観念、法思想などを研究する学問。法制史学。