いか‐ぼし【厳星】
《「いがぼし」とも》兜(かぶと)の星の一。兜の鉢板をはぎ合わせるための鋲(びょう)の頭で装飾を兼ねたもののうち、特に大きくいかめしいもの。いらぼし。
いかり‐ぼし【錨星】
カシオペヤ座の別名。5個の星がW字形に並ぶ姿を山形の錨に見立てていう。山形星。
いくさ‐ぼし【軍星】
《兵学家が北斗七星を軍神(いくさがみ)としたところから》北斗七星の異称。
いけ‐ぼし【池干し】
ため池などの水をくみ出し、底面を乾燥させること。
いちばん‐ぼし【一番星】
夕空に最初に輝きだす星。
いちや‐ぼし【一夜干し】
軽く塩を振った魚などを、一晩外気に当てて干すこと。また、そのもの。
いつつ‐ぼし【五つ星】
紋所の名。一つの円の周りに四つの円を並べた図柄。
いて‐ぼし【凍星】
空気が凍りついたように冴え渡る冬の夜空の星。《季 冬》
いなみ‐ぼし【稲見星】
二十八宿の一、牛宿(ぎゅうしゅく)の和名。稲の見られるころの星の意か。→牛(ぎゅう)
いぬかい‐ぼし【犬飼星】
牽牛(けんぎゅう)星。彦星。《季 秋》