つん‐と
[副](スル) 1 愛想なくとりすましているさま。「—乙にすます」 2 においが強く鼻を刺激するさま。「わさびが—する」 3 上を向いてとがっているさま。「鼻が—高い」 4 (あとに打消しの語を...
て‐とり【手取り】
《「てどり」とも》 1 人をだまして操るのが巧妙なこと。また、その人。「なかなか如才のない女です。まあ—でしょう」〈秋声・足迹〉 2 相撲のわざの巧みなこと。また、その力士。
手(て)に入(い)・る
1 「手に入(はい)る」に同じ。「御蔭さまで、好い家が—・りまして」〈漱石・虞美人草〉 2 熟達する。熟練する。「場なれて—・ったあいさつ」
て‐みじか・い【手短い】
[形][文]てみじか・し[ク]簡略である。簡潔である。「貴方に御願い申して、—・く書いて頂きたいと思いまして」〈藤村・破戒〉
テリーヌ【(フランス)terrine】
つぶして調味した魚・肉・野菜などを陶製の器に入れ、天火で蒸し焼きにした料理。冷まして薄切りにし、前菜に用いる。本来は、その器をいう語。
て‐れん【手練】
人をだましてあやつる技巧・方法。手管(てくだ)。「娼妓(うかれめ)に—あるは当然にして」〈逍遥・当世書生気質〉
てん‐めい【天命】
1 天の命令。天が人間に与えた使命。「人事を尽くして—を待つ」 2 人の力で変えることのできない運命。宿命。 3 天の定めた寿命。天寿。「—を全うする」「—が尽きる」 4 天の与える罰。天罰。「...
でも
[接助]《接続助詞「ても」が、ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞に付く場合の形》「ても」に同じ。「死ん—死にきれない」「いくら呼ん—返事がない」
[係助]《断定の助動詞「だ」の連用形+係助詞「も...
とい‐さ・く【問ひ放く】
[動カ下二]遠くから言葉をかける。「—・くる親族(うから)兄弟(はらから)なき国に渡り来まして」〈万・四六〇〉
とう‐ちゃ【唐茶】
1 茶の変種。茶より大形の低木。葉は飲用になる。にがちゃ。 2 中国渡来の茶。 3 酒をいう僧侶仲間の隠語。「—の御馳走になりまして、大酩酊いたしました」〈伎・富士額男女繁山〉