まじり‐みせ【交じり見世】
《揚げ代一分(ぶ)以上の遊女のほかに、二朱の遊女をも置いたところから》江戸時代の新吉原で、大籬(おおまがき)につぐ格式の店。店の構えは小さい。はんまがき。
まじり‐もの【混じり物/雑じり物】
まじっているもの。まざりもの。「—のない純米酒」
まじ・る【混じる/交じる/雑じる】
[動ラ五(四)] 1 ある物の中に種類や性質の異なる別のものがはいり込む。まざる。「黄の—・った緑色」「麦の—・った御飯」「髪に白いものが—・る」 2 グループに加わる。仲間にはいる。交際する。...
ま‐じろぎ【瞬ぎ】
《古くは「まじろき」とも》まばたき。めばたき。「—ひとつせず見つめる」
ま‐じろ・ぐ【瞬ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「まじろく」とも》まばたきをする。またたく。「少しも—・がずにじっと聞き入る」
まじ‐わざ【蠱業/蠱事】
まじものの術。人をのろうまじない。呪詛(じゅそ)。「その—する陰陽師(おんやうじ)のいはく」〈宇治拾遺・一〇〉
まじわり【交わり】
1 つきあい。交際。「—をもつ」「水魚の—」 2 交合。性交。 3 ⇒共通集合
まじわ・る【交わる】
[動ラ五(四)] 1 行きあう。互いに交差する。「国道と県道とが—・る所」 2 つきあう。交際する。「友と親しく—・る」「朱に—・れば赤くなる」 3 交合する。性交する。「恋い焦がれた人と—・る...
ま‐じん【魔神】
《「ましん」とも》災いを起こす神。魔の神。悪魔。
まじんのうみ【魔神の海】
前川康男の児童文学作品。昭和44年(1969)刊。挿絵はアイヌ民族彫刻の第一人者、床(とこ)ヌブリ。寛政元年(1789)に発生したアイヌ民族による武力蜂起事件「国後(くなしり)・目梨(めなし)の...